2012年10月29日月曜日

教育福祉常任委員会視察

10月24、25日に三条市と高崎市の視察に行ってきました。

○三条市「子ども・若者総合サポートシステム」
胎児から35歳までを途切れないで、教育委員会で一括サポートするシステムで、発達支援や就労支援等を円滑に行っております。
教育委員会に子ども支援課等を入れることで組織の壁を乗り越えていることがわかりました。
所沢市でも3年前に「子ども未来部」をつくり、一括支援を目指しておりますが、保育園や児童館は「子ども未来部」、就労支援は「市民部」、小中学校は「教育委員会」とバラバラです。
市長部局と教育委員会が分かれている弊害は大きいと考えていましたが、三条市を参考にして発言していきます。

○高崎市「二学期制から三学期制への移行」
高崎市も市長が変わり、三学期への移行が決定した自治体です。
教育長のゼロベースから見直しを指示のもと、三学期制への移行を決定しましたが、市民(保護者)からの苦情はゼロでスムーズに行くだろうとのことでした。
アンケートも全ての生徒、保護者、教員に取っておりますが、マークシートを活用したため紙代だけでお金もかけずに出来たそうです。
所沢市のアンケートは「アンケート内容が2学期制ありきの内容になっている」「一部の選ばれた人に取っているのではないか」など指摘されています。
調べてみないとわかりませんが、所沢市にもマークシートの集計機械はあると思いますので実施を求めていきます。
三学期制に変えることを公約にした市長が変わって1年経っても、教育委員会は相変わらず「二学期制の良さを検証」などと言っていますが、この地域で2学期制を実施しているのは所沢市だけです。入試等で所沢市の子どもが不利になっている状況を早く変えなくてはなりません。
所沢市の教育委員長も高崎に視察に行った際に、同じ話し(移行は問題ない)をしたそうなので、3学期移行に早く取り組むように12月議会でも求めていきます。