2012年10月21日日曜日

西埼玉中央病院視察

19日に教育福祉常任委員会で「西埼玉中央病院の廃止になったNICU(新生児特定集中治療室)」の調査・現場視察を行いました。
9月末で新生児担当の医師2名が退職したため、NICU・GICU共に閉鎖となり、分娩予約も中止しています。
いままで9床のベットを医師二人で二時間体制で見ていたそうで、負担が大きかったようです。
所沢市議会の意見書を受けて厚労省の担当技師(医師)がヒヤリングにきましたが、最低でも4名は必要とのことでした。現在、新しい医師を見つけるために医院長が全国を飛び回っているようですが、新生児担当医は全国的にも足りない状況で、すぐに見つけるのは困難なようです。
 しかしながら埼玉には8つのNICUがありますが、地域が偏っているため、西埼玉中央病院のNICU閉鎖は西部地区の出産に大きな影響を与えています。
 今後は周産期医療体制を整える県に意見を申すと共に、東京都への受入れ依頼、国には防衛医大での新生児治療の充実等を求めていきたいと考えました。

*委員会と出張に地域行事が重なり、ブログを更新する暇がありませんでした。纏めて投稿しましたことお詫び申し上げます。