2014年5月1日木曜日

国民健康保険税予算が可決

 臨時議会が開かれ、3月議会で否決された国保予算が審議の末、全会一致で可決されました。
可決された予算は、昨年同様の保健税率で値上げ部分はなくなった予算です。足りない予算は基金を全額取り崩し、一般会計から補てんすることになります。
 しかしながら、一般会計はサラリーマン等の社会保険に加入し、国保を使わない方の税金も入っているので、不公平との指摘もあります。また基金残高が0円になりましたので、インフルエンザ等が流行った場合はやはり一般会計からの補てんとなります。
 少子高齢化に伴い、国保税を上げないと保険制度を維持できない状況です。
来年度は2年分の値上げになる可能性がありますが、将来にツケを残さないためにも、ある程度の値上げはやむを得ないと考えます。
 ちなみに3月の議案は低所得者には配慮されておりましが、たくさん子どものいる家庭は増税となるものでした。2人目以降の子どもの減免制度は設ける必要がありますが、問題の先送りだけではなく、公平な賦課方式でしかるべき税額を決定しなくてはなりません。
そして人件費や総務等の費、医療費以外の予算の削減が急務です。